【書評】デザイン思考が世界を変える

今日は、読んだ本の書評をまとめたいと思います。昨年末に東京の会社を辞めてから電車通勤とは無縁になってしまったので、通勤時の日課だった読書の時間が無くなったのでなかなか読む時間を取れなくなってしまっていたのですが、このままではやばいと思い今後は出来る限り読む時間を取っていきたいと思います。

さて、本日は、【デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方】ティムブラウンです。アメリカにある世界屈指のデザイン・ファームIDEOのCEOが書いた本です。一時期世間的に注目された本ですし、WEBに関する本だったので手にしました。ボリュームが多かったので、速読しましたが、一回では全てはとても理解できそうにありませんでした。その中でも気になったフレーズをいくつかご紹介出来ればと思います。

・「いかなる個人よりもチーム方が優秀」
これは、本の中でもたびたび出てくるフレーズなのですが、個人での考えの限界を指摘していると同時に、チームの個性をいかに引き出して得意分野でのシナジーを作っていくことが大事かということを教えています。個人が本当に得意な事を見つけて引き出してあげる事、それがとても大事だということです。

・「イノベーションは、デザイン思考をもってアイデアを出すことであり、全員が楽観主義でなければならない。自分たちには好業績を生み出す画期的なアイデアがあると信じる事」
これは、私自身も今まで会社の中で、ブレストを行ったり会議を行ったりしてきたが、ネガティブな人たちが集まっても決して良いアイデアは出ない。自分たちの可能性を信じて、これをやれば変えられるという信念とワクワク感が良いアイデア、画期的な突破口を見出すものである。

・「アイデアは、拡散と収束のプロセスで完成する」
アイデア出しをすることは、楽しい。例えばブレインストーミングの場所でみんなで思いつくままに意見を出し合う。しかしそれだけでは、実際に何かが変わるわけではない。ただのリストができただけだ。そこから出し合ったアイデアの中で、良いものを人気投票にかけるのだ。ポストイットを皆でもって、どのアイデアが優れているのかを皆で貼っていく。そうして出た結果の多いものが優秀なアイデアとして実際に実行にかけていくというわけである。

・「スタートから関わる」
これは、重要ですね。できる限り、最初からメンバーとして参加すること。やはり初期の思いを共有できるメンバーが一番強いと思います。

・「人間中心のアプローチ」
そのサービスや製品は、人のニーズを満たせるか? 新たな意味を生み出せるのか? 人に新しい行動を起こさせることはできるのか? と、必ず人を中心において考える事。

・「早めに何度も失敗する事」
これは、その通りですね。絶対失敗する。間違いない。だから早く、何度も失敗者ちゃいなさいということ。それだけ早く成功するからというです。

・「プロを仲間にする」
例えば、マニアやそのサービスとうに習熟している人やとにかく変わった人の意見を大事にしようという事。

・「インスピレーションを共有する」
チームで共有することで、信頼関係を築いていく事。

・「大小のプロジェクトを織り交ぜる」
数打てばあたるということもイノベーションのうち。

・「才能の発掘にあらゆる手を尽くせ」
学生・新人・バイト等、限定することはしないで広く色々な意見や可能性や才能をどんどん取り入れよう。

・「アイデアや観察は、出来る限り視覚的に記録しよう」
リストではなく、マインドマップのように視覚的に一目でわかるものを使った方が良い。

・「アイデアは、他者のものを取り入れよう」
いかなる個人よりも全員のほうが賢いのだ。

・「人生をデザインしよう」
人生は、事前設計できないもの。最初からゴールが分かっていて何が楽しい?

以上が、本のなかで気になった点であるが、上記は本当に本の中の一部でしかない。私もできるならまた時間をかけて読みこなしたいが、皆さんもぜひ機会があれば本書を読んでみてはいかがだろう。


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