システムズエンジニアリングを考える


システムと書くと、コンピュータのことでしょ? と言われることがほとんどと思う。

ただ、今回書いておきたいのは、あらゆる仕組みを考える際にベースとなるなるものがシステムであるということ。
JAXAの『システムズエンジニアリングの基本的な考え方』から見てみると、
「システムとは、ある目的を達成するために組織化された機能要素の集合であり、組織化により単なる
要素和以上の特性を発揮するものと定義される」とある。

そしてシステム開発においては、Vモデルといわれるもの分割と統合を表すものが通常使われる。
fig-torikumi
いわゆる上位のモデルに対してサブモデルがあり、サブモデルにたいしてコンポーネントがあるという分割を左側で行い、
実装段階で各モデルごとに統合を行っていき、検証を行うモデルとされる。

と、ここまで書いてきて、やっぱりシステムって難しい、と思われてしまうのではないかと思った。

ここで伝えたいことは、現在の世界の仕組みに対する一つの俯瞰的な視点として
システムエンジニアリングの考え方が役にたつということだ。

例えば、新商品・新サービスを考える時に、まずはユーザーニーズから立脚してコンセプトを考えたとしよう。

(例)「子供がどこでお金を使ったかわかるお財布」
このコンセプトを実現しようシステムエンジニアリングで考えてみよう。
上位システムは、お金の使用有無、タイミング、場所がわかること。
サブシステムは、GPS機能、財布を開いことを検知する機能、記録機能、通知機能等々が考えられる
コンポーネントとしては、上記を実現するために何を要素して取り入れる必要があるのかを考えていく。

つまり、新しいコンセプト設計やアイデア創出については、いわゆるデザイン思考等のイノベーティブなアプローチが
有効であり、それを高品質で確実に実現するために必要なアプローチがシステムエンジニアリングである。


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