
自動運転技術がマーケティングに持たらすもの
自動運転技術は、確実に進化しそしてやってくる未来となった。
2020年を目標に日本でも自動運転を開始すると政府は目標を立てておりほぼ実現するだろうと言われている。 現在すでに追従型オートクルーズや自動ブレーキなどは商用化の段階まで進んでいるし、日産自動車は完全自動運転 の車のナンバープレートを取得した。(つまり国が公道を走って良いと認めたのだ) 海外ではベンツは、すでの100万km以上自動運転で無事故である。
自動運転で変わるもの
自動運転がもたらすものは、多くのメリットである。 ・事故率が大幅に減少する ・渋滞が大幅に緩和される ・車の所有形態が変化してカーシェアがより広がっていく ・流通業の変化。トラックやタクシーのドライバーが不要もしくは、大幅に削減される。宅配等も無人で家に物が届けられ、 アプリの通知機能でお知らせをする等が当たり前に。ピザのデリバリーも無人になる。 ・土地有効活用。人が運転しなくなった分駐車場の数も少なくでき、都心では25%もの駐車スペースの削減の見通しもある。 ・また車が事故を起こさないことによる修理費用の減少、医療費の減少も上がられる。
車の中で我々は何をするのか?
無人運転になった時、その時間の活用は常に企業にとってのビジネスチャンスである。 無人タクシーやバスは当然その間広告等を流すであるし、有料のコンテンツ提供につなげることもできる。 また、運転そのものがなく事故も起きなければシートベルトの必要さえないので、移動空間でフィットネスや ビジネススキルのレッスン、もちろん映画や音楽・ゲームなどコンテンツビジネスも入ってくる。 自動運転で我々が手にするものは、安全・快適な移動よりもむしろ、そこで選択できる時間にこそ価値があるのだと言える。