ネイティブ広告はWEB広告のメインストリームになるのか?

WEBでの情報収集にどのようなサービス、サイトをみていますでしょうか? 私も日頃情報収集で様々なサイトを見ていますが、最近はキュレーションサイトとSNSでの情報の2本ですませることが多くなりました。
その中で、ここ1年ぐらいで急激にですが、ぱっと見ると一般の記事とわからないような広告がちょいちょい混じってきているのが気になっていました。時に、SNSのタイムラインに出てきたり、キュレーション記事の一部に混じっていたりと、とても自然に”いる”のである。それは、知り合いだけだと思っていたパーティーの中に、「あれ、あの人って誰だっけ」というような感覚に近い。
最近になって、どうやらあれは「ネイティブ広告(ネイティブアド)」という比較的あたらしい広告手法だということを知ったので、今回はネイティブ広告についてまとめてみたいと思う。

1.ネイティブ広告(ネイティブアド)とは

maistnativead
(アキナジスタ様より引用 http://www.akinasista.co.jp/ir/pressrelease/maistnativead.html
ネイティブ広告とは、その配信媒体やサービスにデザインや構成、コンテンツまでもとても自然に馴染むような形で作られて広告の事を言います。
具体的な例を上げてみます。
img_webr25
(ビルコム様より引用 http://www.bil.jp/nativead.html

上記は、ビルコム様のネイティブアドの実例ですが、一見すると普通の記事です。たぶんほとんどの人は、これをみた場合「R25の特集記事かな?」と思うでしょう。でも実際は、この記事は森永乳牛のPR広告なのです。
「なんか騙されたような気がする・・・」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、ネイティブアドにはそこにルールや思いがあります。
1.記事内において必ず「広告」であることを表記する
2.掲載する媒体に沿って記事を作る事
 (ここでは、R25仕事力アップというようなテーマに沿って作られている)
3.記事は、しっかり作り込まれる必要があり。読んでいるファンにとって有益な情報である事

 ■記事広告との違い
広告に詳しい人であれば、それって古くからある”記事広告”と同じじゃん。と思うかもしれません。実際、多くのメディアで記事広告とネイティブアドの違いとは? という特集が組まれたりしています。
ただ、大きな方向性としての違いがあると考えています。どういう事かと言いますと。
ー記事広告は、基本的なスタンスとして自社の商品の「機能」や「効能」を主体として記事を作り込んでいて、それがいかに役に立つのかということをうたっています。
ー一方ネイティブ広告は、「見る人の興味や関心がメインであくまで商品・サービスはサブである」ということです。

上記の違いは、明らかです。昨今のコンテンツマーケティングの流れを見ても、まずユーザーさんに役に立つ情報(それは、必ずしも企業の商品・サービスではない)を提示した上で、効果的な商品・サービスとしてちょっとPRするというスタンスを取っています。

2.何故ネイティブアドは、かくも注目されているのか

それは、大きくは2つあると考えられるのですが、1つはスマートフォンです。
スマホの広告ってバナーとかあるのですが、とにかく「ウザい」です。画面が限られている中でちょっとでも邪魔な情報は少しでも排除したいと思う人は多いかと思います。
また、スマホの機能として「アドブロック」というそもそも広告を表示させない事も可能です。

そんな広告泣かせのスマホですが、その閲覧率や普及率を考えても広告を出さないという選択肢は無い訳です。「出したい、でも見てもらえない」というジレンマの中、颯爽と登場してきたのが、一般の記事と分からないように見せて行く「ネイティブ広告」です。

2つ目は、消費者が広告をもはや”無意識下で認知しなくなった”という事です。実は、これが大きいのですが、スマホやPCが当たり前になって、消費者が広告に接する機会が飛躍的に増えました。その中で消費者は、無意識に広告を遮断するようになっていったのです。それは、「広告うぜーな」ではなく、「えっ広告なんてあった?」です。意図的な無視ではなく、存在すら認めてもらえない、それが今の広告の現状という事です。

3.ネイティブアドは、WEBマーケティングの重要な位置づけになる

では、ネイティブアドが、WEB広告のメインストリームになるのか、といえば必ずしもそうではないとは思います。リスティングやDSPなどは当然配信され続けられると思います。
ネイティブアドの位置づけとすると、「人々に認知してもらう始めの一歩」を獲得する広告としてその力を主に発揮すると考えています。つまり認知獲得広告です。
ただ、現在認知を取る事が非常に難しいなかで、ある種救世主的な存在として現れたネイティブ広告は、今後ますます注目され利用されて行き、WEBマーケティングの重要な位置づけになることは間違いないかと思います。

(インフォバーン様 ネイティブアドの説明スライド)

オムニチャネルで考える新しいおもてなし

オムニチャネルが流行っていますね。なにやら新しい手法ということはわかります。でも一体なんだろう? ということで、オムニチャネルを考えてみたいと思います。

まずは、この動画を見てみてください。

参考:日立システムズ様

はい。もう僕が、説明する事はないですねwww

オムニチャネルとは、「いままで色々な企業と顧客との接点ポイントを連動させるということです」
それってマルチチャネルやクロスメディアマーケティングっていうんじゃ・・・・

って思った方、するどい! 

でもちょっと違います。それでは、オムニチャネルを語る上で必ず見かける図がありますので、
それも見てもらいましょう。

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参考 野村総研様 オムニチャネルとは何か? http://www.sbbit.jp/article/cont1/25815

マルチチャネルとオム二チャネルとも、チャネル(接点)を増やす事は同じなのですが、もっとも違うのはチャネルが直線かそうでないかということです。
ECならECで接点から購買まで完結しますし、店舗なら店舗、WEBならWEBでとそれぞれが交わっていない状態です。

オムニチャネルはちがいます。

例えば、友達のSNSでの口コミをみて気になった商品を店舗に見に行って、その場では買わなかったけど、後でその店舗のECサイトで購入するという事ができるということです。

消費者に対して多様な接点ポイントを用意して、それぞれを統合して一番そのお客様が快適な状態で購入できるようにしてあげること。
それが、オムニチャネルということです。